Wing my way

障害競馬用の書き置き

展望:2024年4月13日 中山グランドジャンプ(JG1)

中山グランドジャンプ(JG1)

日本 中山競馬場 芝4250m 良想定

4歳以上牡馬63kg 牝馬2kg減  12頭

出馬表
https://jra.jp/JRADB/accessD.html?CNAME=pw01dde0106202403071120240413/80


所感
去年3月から中山大障害を含む5連勝中のマイネルグロンに去年の覇者イロゴトシ、22年中山大障害の勝ち馬ニシノデイジーといった他勢力がどう挑むかというのが大方の下馬評。

マイネルグロンの特徴として、逃げ馬の直後をあっさり確保できる先行力と、残り4F付近からスパートできる持久力をベースにした崩れる可能性が少ないレーススタイルがある。既に大半が勝負付けの済んでいるメンバー構成に加え、アクシデント明けで1戦対戦しただけで未知数のイロゴトシは良馬場でのパフォーマンスに不安を覚える構成と、ここは相手探しと考えてよいのでは。

次にその相手についてだが、まずは出走馬の多くが使っている2つのレースについて。


阪神スプリングジャンプ(2024年3月9日、阪神芝3900m)
https://jra.jp/JRADB/accessS.html?CNAME=pw01sde1009202401050820240309/EB
(当時の感想)
https://jin-sunrize.hatenablog.com/entry/2024/03/20/143108

・ペガサスジャンプS(2024年3月16日、中山芝3350m)
https://jra.jp/JRADB/accessS.html?CNAME=pw01sde1006202402070820240316/47

阪神スプリングジャンプマイネルグロンが盤石の競馬で完勝し、先行したニシノデイジーはネビーイームとやり合いリズムを崩した形で最後失速。後ろでじっとしていたエコロデュエルが2着という結果に。一方ペガサスジャンプSはビレッジイーグルが自分の形(逃げ)に持ち込み快勝。スタートに失敗した中山大障害の借りを多少返す形となった。

今回も逃げたいのがビレッジイーグル程度で、馬場が悪化した場合は前の消耗が増すことからズブズブまで考えてもいいのだろうが、良馬場想定であることから前がすんなりならそのまま残れるぐらいの消耗となるのではないか。

そうなると前走の阪神スプリングジャンプではリズムを崩したニシノデイジーが巻き返す可能性が高そう。気性的にあてにならないのだが、今回は去年の中山大障害同様ビレッジイーグルというペースメーカーがいて同じようなレースに持ち込めばいい分、レースはやりやすいのではないか。阪神スプリングジャンプの感想もに書いたが、エコロデュエルは毎回後ろでじっとして漁夫の利の着拾いの競馬しかしていないため、あまり積極的に上位評価したくないところである。

ニシノデイジー以外の先行馬で評価できる馬を探したいところだが、ビレッジイーグルはJG1の過去の結果を見るにどうしても距離が長そうで、ポルタフォリオは鞍上は頑張ってほしいがちょっと順調さを欠いており厳しいか(去年ならあったかも)。唯一気になるのが森一馬に手替わりのジューンベロシティ。こちらも2度のJG1では足りない結果で、去年の中山大障害のエコロデュエルやビレッジイーグルの差をひっくり返せるかどうかだが、この鞍上交代はいい方に働くかも。

買い目を引くなら

馬連:4=10(5倍つくかな)

3連単4-10-1

という感じで。

私はマイネルグロンに絶対王者の夢を見ます
そして来年は海外遠征へ(小声)