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障害競馬用の書き置き

感想:2024年4月1日 愛Fairyhouse-BoyleSports Irish Grand National Chase(G3)

BoyleSports Irish Grand National Chase(G3)

愛 Fairyhouse Chase 3m5F24y(約5800m) Heavy

5歳上 ハンデ戦 20頭

 

全体時計

8.39.80(519.80)

 

前半5F-中盤9F-中盤10F-後半5F ※レース映像の表示による

91.07(18.21)-168.13(18.68)-178.12(17.81)-83.34(16.67)

 

上がり(8F~4F)-(4F~0F) ※レース映像の表示による

66.38(16.60)-66.85(16.71)

 

※ラップタイムはレース映像のハロン表示から持ってきていますが、非公式のため公式勝ちタイムとは差が出ています。しかし、おおよその傾向をつかめれば良いと判断し表示のまま使用しています。

 

(結果)

https://www.racingpost.com/results/182/fairyhouse/2024-04-01/863853

(映像)

https://www.racingtv.com/results/2024-04-01/fairyhouse-ireland/1700

目立つところではMinella Cocoonerが11st12lb(約75.3kg)、Churchstonewarriorが11st11lb(74.8kg)、そこからは11st前半までハンデが下がっていた。

Frontal Assaultが馬群を先導する形で、しばらくは一団で馬群が進んでいく。2周目向正面を過ぎたあたりから少しずつ脱落馬が出始め、残り4Fの下り坂付近でまだ先頭を引っ張るFrontal Assaultに終始2番手にいたIntense Rafflesが抜群の手ごたえで並びかけ、直線に入ってからは1頭独走。最後強襲したAny Second NowとMinella Cocoonerに詰められたものの、余裕をもって振り切った。

Intense Rafflesは11st4lb(約71.7kg)とそれなりにハンデは背負っていた組だが、現在のThomas Gibney師の元に転厩してからはNovice Chaseを連勝中の勢いを生かした文句なしのレースだった。スピード面ではやや見劣るところがありそうで、今後もハンデ戦の超長距離戦が主戦場となっていくだろう。元々AintreeのGrand National常連だったAny Second Nowがまだ終わっていないとばかりの激走。今シーズンは成績がいまいちななのがこちらに回ってきた理由だろうが、来シーズンもまだまだ元気に走ってくれそうだ。トップハンデのMinella Cocoonerはそれに見合う恰好は付けた形の3着。ただこの馬がトップハンデというあたり(勝ち馬もNovice上がり)、多少レースレベルに疑問符はつくどころではある。