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障害競馬用の書き置き

感想:2024年4月6日 仏Auteuil-Prix Murat(G2)

Prix Murat(G2)

仏 Auteuil STEEPLE-CHASE, 4400m TRES LOURD (5.6)

5歳64kg 6歳上66kg 牝馬2kg減 別定重量 6頭

 

全体時計

5.54.33(354.33)

 

前半(1400m)-中盤2000m-後半1000m ※カッコ内は区間の1F平均ラップ

110.75(15.82)-163.47(16.35)-80.11(16.02)

 

上がり(1600~800m)-(800~0m) ※手計測、カッコ内は区間の1F平均ラップ

62.17(15.54)-65.36(16.34)

 

結果(公式 結果はRapport de Tracking)

https://www.france-galop.com/en/racing/detail/2024/O/MUNtRTQ3bmpjeFQzdVU2Y0JiMFlBQT09

 

Il Est Francaisが71kg、Gran Dioseが70kg、ほか4頭は66-68kg。周回コースを約2周するコース形態。

Gallipoliがゆったりとしたペースで先導するが、2周目ゴール板を過ぎたあたりでIl Est Francaisがペースに我慢しきれなくなったか自然と先頭に。勝負所でChorail Debelairを除いた4頭が一団でスパートするも、直線入口で真っ先にIl Est Francaisが脱落。先に抜け出したYoutwo Glassに一度下げていたGallipoliが並びかけ最後までこの2頭の叩きあいが続き、最後はYoutwo Glassが振り切った。3着はGran Dioseが入線し、Il Est Francaisは先に後退したChorail Debelairにも後れを取った。

Youtwo Glassは前走のPrix Robert De Clemont(G3)で先着されていたGallipoliに借りを返す形となった。馬場が前回より重いTRES LOURD (5.6)だったこと、その割に全体的にペースが流れる(前回がスローだった)厳しい流れとなったことが向いたか。Gallipoliも負けたとはいえ差はわずかで、そこまで気にするほどのことはないかと思われる。Il Est Francaisは先頭に立った時はあとは横綱相撲かと思いきやあっけないぐらいの失速ぶり。スピード能力が高すぎるがゆえに本質はもう少し短い距離の方がいいように映ったがどうだろう。