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障害競馬用の書き置き

感想:2024年4月6日 仏Auteuil-Prix De Pepinvast(G3)

Prix De Pepinvast(G3)

仏 Auteuil Hurdle, 3600m TRES LOURD (5.6)

4歳65kg 牝馬2kg減 別定重量 7頭

 

全体時計

4.27.36(267.36)

 

前半(600m)-中盤2000m-後半1000m ※カッコ内は区間の1F平均ラップ

33.31(11.05)-155.74(15.57)-78.29(15.66)

 

上がり(1600~800m)-(800~0m) ※手計測、カッコ内は区間の1F平均ラップ

60.96(15.24)-62.51(15.63)

 

結果結果(公式 結果はRapport de Tracking)

https://www.france-galop.com/en/racing/detail/2024/O/eFJQM0YxS1pRdG5zSEh2T2h1dzg5QT09

KinglandとKaraktaが66kg、ほか5頭は65kg。

前半600mの計測値がどう考えてもおかしい気がするが、ひとまずそのまま記載した。
(映像開始から残り3000m付近までの時間は39秒程度)

Karaktaが抑えきれない形でハナに立っていきKingland、Losange Vert Bleuが続く展開。向正面の3連続障害でLosange Vert BleuとKinglandが早めにスパートし、Bon Garconが続く形。Losange Vert Bleuを振り切ったKinglandはそのまま一方的に突き放し最後は鞍上が何度も振り返る15馬身差の勝利。続こうとしたBon Garconは最終の1つ前の障害で落馬し、2番手には後方から伸びる形でSultan Pierjiが入線。一度振り切られたLosange Vert Bleuが盛り返して3番手となった。


4歳戦だからか全体的に流れに乗るのに苦労している馬が目立つ感じ。Kinglandも道中抑えるのに苦労している感じだったが、スパートしてからは基礎能力の違いを見せつける形で、他より1kg重い斤量を背負っていただけのことはある勝ちっぷりだった。Bon Garconは勢いからして2着は楽にある脚色だったがもったいない落馬に。前走のPrix d'Indy(G3)でLosange Vert Bleuと1馬身程度だったことを踏まえるとこの2頭は展開1つでほぼ五分の実力と思われる。そのPrix d'Indyを勝ったLeon Du BerlaisとKinglandがPrix Alain Du Breil(G1)に向けて1歩リードした形か。