障害オープン
2024年6月29日 日本 福島競馬場 芝 2750m 良
3歳59kg 4歳以上60kg 牝馬2kg減 別定 14頭
1着 ヴィジュネル(中村 将之)
2着 ゴールドルパン
3着 ハートオブアシティ
全体時計
2.58.3(178.3)
前半(1150m)-後半1600m ※カッコ内は区間の1F平均ラップ
74.6(12.97)-103.7(12.96)
上がり(1600~800m)-(800~0m) ※カッコ内は区間の1F平均ラップ
53.6(13.40)-50.1(12.53)
(結果)
https://jra.jp/JRADB/accessS.html?CNAME=pw01sde1003202402010120240629/C6
人気はヴィジュネルが抜けておりパーカッション、ハートオブアシティが続いていた。
スタートからロンギングバースが先頭を奪い、ヴィジュネルやハートオブアシティが続く。タスキコースのバンケットで対抗格のパーカッションがバランスを崩して落馬、さらにパーカッションに接触したテイエムナイスランも競走中止。それ以外は順調に障害をクリアし、カサデガが向正面で先団に押し上げるがそれ以外は隊列は変わらない。3コーナーから数頭の追い比べとなったが、逃げるロンギングバースを捕まえに行ったヴィジュネルと向正面で内にもぐり込んだゴールドルパンが抜け出す。最後はヴィジュネルがゴールドルパンの追撃を抑えて勝ち、ゴールドルパンが2着。3着は逃げ粘るロンギングバースをゴール直前でハートオブアシティが捕らえた。
春同様芝の時計が去年に比べて速くなっていることもあり、コースロスの有無が勝敗を分けている感じがある。ヴィジュネルは春の福島でレコードで走ったヴェイルネヴュラから0.2差の競馬をしており、ここのところOPで安定した実績を残していたこともあり順当勝ちだろう。鞍上も終始前を射程圏に入れた盤石の競馬をしていた。ゴールドルパンは道中で内に入れることができたことが大きそうで、未勝利勝ち後の昇級初戦でここまで健闘で来たのは収穫だが今回は鞍上の金子Jの好騎乗が大きいと思われる。ただ、新潟→福島と違うコースを走れているのは今後を考えると良い材料か。
ハートオブアシティとロンギングバースも力は出し切ったと思われる形。ロンギングバースは時計の出る芝の方が良い可能性があるため、他場替わりは多少注意かもしれない。パーカッションはバンケットで落馬。すんなり自分のタイミングで仕掛けられた未勝利がやや過剰評価されている感じはある。