○Prix The Fellow -Marquise De Moratalla(G3)
仏 Auteuil Steeple-Chase, 4400m TR SOUPLE(4.0)
4歳限定 66kg 牝馬2kg減 別定 8頭
1着 Kaadam(Gaetan Masure)
2着 Kador De Cergues
3着 Ventura Highway
全体時計
5.42.63(342.63)
前半(1400m)-中盤2000m-後半1000m ※手計測、カッコ内は区間の1F平均ラップ
117.16-153.80(15.38)-71.67(14.33)
上がり(1600~800m)-(800~0m) ※手計測、カッコ内は区間の1F平均ラップ
60.36(15.09)-56.86(14.22)
(結果 時計はRapport de Tracking)
https://www.france-galop.com/en/racing/detail/2024/O/d0dONGtiZXpKUU9WcElDV29vOG1mdz09
Kolokicoが70kg、JuderoseとKaadamが68kg。ほか6頭は下限斤量。
スタートからSissi Du Mesnilが飛び出し馬群を先導し、Ventura HighwayやIvoire De Ballonが続く。隊列は最後まで変わらないまま一団となって直線に入ると、先頭のSissi Du Mesnilが外に斜飛して落馬し内からKaadamが抜け出す。そのままKaadamは後続を突き放し快勝した。2着はKador De Cergues、3着はVentura Highway。
春のPrix Ferdinand Dufaure(G1)上位陣が揃い、今シーズンの4歳Steeple-Chase路線を見る上で重要になりそうなレースとなった。Kaadamは好位内目でスムーズにレースを運び完勝し、幸先の良いスタートを切った。まだ前哨戦のため他の馬もこれから状態を整えていくのだろうが、文句のつけようがないレースぶり。Prix Ferdinand Dufaure(G1)を勝ったKolokicoは抑えて後方から運んだが、スタンド前の水壕など飛越にスムーズさを欠くところが多くいいところがなかった。斤量や今シーズン初戦ということもあるが、次でどこまで上げられるか。
○Prix Calabrais(Listed)
仏 Auteuil Haies, 3600m TR SOUPLE(4.0)
4歳牝馬限定 ハンディキャップ 14頭
1着 Isis D'inor(Ludovic Philipperon)
2着 Kiss Langy
3着 Kaline Roque
全体時計
4.15.87(255.87)
前半(600m)-中盤2000m-後半1000m ※カッコ内は区間の1F平均ラップ
35.12-149.20(14.68)-71.53(13.55)
上がり(1600~800m)-(800~0m) ※手計測、カッコ内は区間の1F平均ラップ
57.95(14.49)-56.23(14.06)
(結果 時計はRapport de Tracking)
https://www.france-galop.com/en/racing/detail/2024/O/YWhieTMyMTl3Q2N2SjZIZE1oS0xaQT09
重斤量組ではKaline Roqueが70kg、Kiss LangyとSafille De Houelleが68.5kg、Holetownが68kg。
スタートからCi Ppo Raが先手を取り、Kiss LangyやKaline Roqueが続く流れ。最終3コーナーでKaline Roqueが仕掛け先頭に立つもCi Ppo Ra・Kiss Langy共に譲らず、最終障害までこの3頭がせめぎ合う形に。最終障害飛越後にKiss Langyが抜け出すも、その直後まで忍び寄っていたIsis D'inorがゴール直前でKiss Langyを捕らえた。3着はCi Ppo Raを最後差し返したKaline RoqueがParfum D'une Reineの追撃を抑えて入線した。
Ci Ppo Ra・Kiss Langy・Kaline Roqueの3頭が前でペースをコントロールし、最後までこの3頭かと思われたところの逆転劇だった。Isis D'inorは今年の春まで平地を走っており、7月に障害入りしDieppeのClasse3を勝ったあと、ClairFontaine・AuteuilのClasse2を連続4着した後に臨んでいた。ハンデもそこまで恵まれたものではなく、重賞クラスでもレースを見てみたいところ。6月のPrix James Hennesy(Listed)を勝ったKiss Langyが2着で、こちらは前走から斤量4.5kg増だったが全く関係なく、ほぼ勝ち寸前のところ勝ち馬の強襲を受けた。こちらも重賞クラスでどこまでやるか見てみたいところ。