○Prix Questarabad(G3)
仏 Auteuil Hurdle, 3900m Tres Souple (4.0)
1着 Kandy Park(Johnny Charron)
2着 Hesperia
3着 Kilt Ecossais
全体時計
4.24.87(264.87)
前半(900m)-中盤2000m-後半1000m ※カッコ内は区間の1F平均ラップ
51.52(11.45)-146.51(14.65)-66.82(13.36)
上がり(1600~800m)-(800~0m) ※手計測、カッコ内は区間の1F平均ラップ
58.39(14.60)-52.47(13.12)
(結果 時計はRapport de Tracking)
https://www.france-galop.com/en/racing/detail/2024/O/YXBjak5qNG9YYVFHd3Q0R2trVkFIUT09
Ella Duchicが64kg(牝馬)、他7頭は下限斤量。
大外からElla Duchicが勢いよく先頭に立ち、後続を引き離した逃げを打つ。2番手集団はKandy ParkとHesperiaが前を取る。逃げるElla Duchicに後続集団が最終3コーナーで追いつき直線の伸び比べとなったが、最後は早めにElla Duchicを捕まえたKandy ParkがHesperiの追撃を振り切って勝利した。3着はKilt Ecossaisが流れ込んだ。
結果的にはElla Duchicだけ一頭別の競馬をし、他は先行組で決まったレース。Kandy Parkは去年秋はAuteuilで3歳限定C1クラスのHurdle戦を勝利し(この時に先日のPrix Ferdinand Dufaure(G1)を2着したKador De Cierguesがいた)、その次のListed戦が2着。今シーズンはSteeple-Chaseに切り替え、Compiegne のC3クラスを勝った後AuteuilのListed4着から再びHurdleに戻していた。まだこの時期はHurdleとSteeple-Chaseどちらが向いているのか関係者もつかみ切れていないのだろうか。レースとしては前に1頭やった第2集団でレースをコントロールし直線きっちり伸びるという特に文句は付けるところのないもの。秋シーズンに向けて路線をどう選ぶかは気になる。Hesperiaは今年AuteuilのListedを2戦し4着、競走中止としたあとの初重賞挑戦であと少しの競馬。まだ障害5戦目であり上積みは十分ありそう。
○Prix Stanley(Listed)
仏 Auteuil Hurdle, 3500m Tres Souple (4.0)
1着 Sauvignon(Nicolas Gaufenic)
2着 Sony Bill
3着 Rooster Crowing
全体時計
4.14.00(254.00)
前半(500m)-中盤2000m-後半1000m ※カッコ内は区間の1F平均ラップ
38.40(15.36)-149.02(14.90)-66.56(13.31)
上がり(1600~800m)-(800~0m) ※手計測、カッコ内は区間の1F平均ラップ
57.80(14.45)-52.61(13.15)
(結果)
https://www.france-galop.com/en/racing/detail/2024/O/T1lPMzBXUSsyV3pTLzB6SW0xbFBodz09
Rooster Crowingが68kg、ほか4頭はすべて下限斤量。
Rooster Crowingがゆっくりと先頭に立つが、スタンド前ではSony Billが先頭を奪う。その後はSauvignon、Italian Flight、Messyと続く。ペースは上がらないまま最後の直線では横一線の伸び比べとなるが、逃げ込みを図るSony Billを外ラチ沿いに持ち出したSauvignonが差し切った。Rooster Crowingが3着。
SauvignonはLyon Parillyのデビュー戦を勝ち、前走AuteuilのClass3で2着だった。前を行く2頭を見ながら理想的な位置で運んでおり、今回に関しては言うことはなさそう。2,3着は対戦履歴を見る限りそう差はなく、今回は斤量の差だろうか。