〇8月17日
障害未勝利
2024年8月17日 日本 新潟競馬場 芝 2850m 良
3歳59kg 4歳以上60kg 牝馬2kg減 12頭
1着 シャンドゥレール(伴 啓太)
2着 ヴラディア
3着 サルサロッサ
全体時計
3.05.4(185.4)
前半(1250m)-後半1600m ※カッコ内は区間の1F平均ラップ
82.8(13.25)-101.5(12.69)
上がり(1600~800m)-(800~0m) ※カッコ内は区間の1F平均ラップ
51.6(12.90)-49.9(12.48)
(結果)
https://jra.jp/JRADB/accessS.html?CNAME=pw01sde1004202403030120240817/49
人気はグローツラング・ノアチェリー・ヴラディアの三つ巴。
スタートしてサンマルクレイジーが飛び出すが、スタンド前でクラウンセトとサルサロッサが雁行して先頭に替わり2頭でペースを作っていく。その後ろにシャンドゥレールとヴラディアが続き、他は少し置いて行かれる。3~4コーナーでサルサロッサが後ろを振り切ろうとするが、直線に入るとシャンドゥレールがあっさりと捕らえ後続を突き放した。シャンドゥレールの後ろからじわじわ伸びたヴラディアが2着、早めにスパートしたサルサロッサが3着。
シャンドゥレールは障害2戦目で替わり身を見せた。前走は馬の後ろに入れると良くなかったと調教師コメントがあったが、それを意識したか1番枠でも早めに外に出しスペースを確保したレースだった。平地時代もアイビーS2着、札幌2歳Sでも人気になったりと脚力があるところは見せども、去勢されているように気性的に怪しいレースが目立っており、今後も強さともろさが同居するレースが増えるかもしれない。
ヴラディアは枠なりで先行争いを見る位置を取り、直線もこの馬なりに伸びてはいるが勝ち馬が強すぎた形の2着。実力上位ではありそうだがロス無く運んでの結果であることは考慮したいところ。サルサロッサは障害初戦は危ない飛越もあったが2戦目で前進。先行力があるのでローカル場の3000m未満ならそう崩れないかも。
人気を分けたグローツラングとノアチェリーはポジションを序盤で悪くしそのまま見せ場は無し。特にノアチェリーは平地力で見劣るレースが目立っており、福島や小倉ならまだしも平地力が問われる新潟では多少厳しいところがあったか。
〇8月18日
障害未勝利
2024年8月18日 日本 中京競馬場 芝 3000m 良
3歳59kg 4歳以上60kg 牝馬2kg減 12頭
1着 プリモスペランツァ(田村 大我)
2着 トーアモルペウス
3着 テンコマンドゥール
全体時計
3.15.8(195.8)
前半(1400m)-後半1600m
※カッコ内は区間の1F平均ラップ
92.2 (13.17)-103.6(12.95)
上がり(1600~800m)-(800~0m)
※カッコ内は区間の1F平均ラップ
52.4(13.10)-51.2(12.80)
(結果)
https://jra.jp/JRADB/accessS.html?CNAME=pw01sde0107202402040120240818/47
人気はプリモスペランツァが抜けており、テイエムマジック、シャーマンズケイブ、トーアモルペウスと続く形。
スタート直後の障害2つを飛んでからカイトレッドが先頭に立ち、トーアモルペウスやサンライズグリットが続く。2周目向こう正面に入ったところでプリモスペランツァが早めに2番手に押上げペースが上がる。逃げるカイトレッドをトーアモルペウスが3コーナーで早めに交わして押し切りを図るが、直後追走のプリモスペランツァが最終障害を飛越後にしっかり伸びて捕らえ快勝した。トーアモルペウスが2着、3コーナー手前から長く脚を使い追い上げたテンコマンドゥールが3着に上がった。
逃げるカイトレッドにトーアモルペウスやプリモスペランツァが早めにプレッシャーをかけたことで全体のペースは上がり、馬場も相まってのレコード決着となった。プリモスペランツァは早めに前を射程圏に入れ最後はねじ伏せる横綱競馬。今日に関しては文句のつけどころがない。
トーアモルペウスもペースが上がったところでなお早めに前を捕らえる厳しい競馬をし、勝ち馬以外は完封の2着。ここ2戦がある程度控えて伸びあぐねる競馬続きで、これぐらいの積極策でちょうどよいのかも。逃げたカイトレッドはこうも後ろのプレッシャーが強いと厳しい。逃げ競馬は板についてきたようでそのうち。