〇8月10日
障害未勝利
2024年8月10日 日本 中京競馬場 芝 3000m 良
3歳59kg 4歳以上60kg 牝馬2kg減 10頭
1着 ゼンカイテン(伴 啓太)
2着 トーセンオリジン
3着 スマートルミエール
全体時計
3.18.6(198.6)
前半(1400m)-後半1600m
※カッコ内は区間の1F平均ラップ
94.7 (13.53)-103.9(12.99)
上がり(1600~800m)-(800~0m)
※カッコ内は区間の1F平均ラップ
52.8(13.20)-51.1(12.78)
(結果)
https://jra.jp/JRADB/accessS.html?CNAME=pw01sde1007202402010120240810/E5
人気はトーセンオリジン、アップデート、ゼンカイテンと続く形。
枠順有利にゼンカイテンが先頭に立ちパクスオトマニカ、スマートルミエールが続く。ゼンカイテンは離し逃げの態勢を取り、後退したパクスオトマニカに代わりハイエストポイントやトーセンオリジンが2番手集団に追い上げてくる。ゼンカイテンは道中息を入れながら快調に逃げ直線は楽勝かと思われたが、ゴール前で足が鈍り最後はトーセンオリジンの猛追を何とかしのぎ切った。トーセンオリジンが2着、スマートルミエールが3着。
ゼンカイテンは出脚の違いで先頭に立った後は終始自分のペースで運ぶことができていたようで、2周目向こう正面では息を入れる余裕の競馬ぶりにも関わらず最後はひやひやの勝利となった。元々短距離上がりの馬で未勝利の中では長い3000mの距離と直線の坂がこたえた可能性があり、昇級後は距離が問題となりそうである。
トーセンオリジンやスマートルミエールはゼンカイテンのペースに付き合わず最後まで自分のペースを守り続けた感じのあるレースだった。戦績を見る限り安定しているが平地力には欠けるところがありそうで、今後も相手次第となりそう。初障害組ではプリンシパルS勝ちのあるパクスオトマニカや3勝クラスまで行ったアップデートなど平地上級クラスの馬がいたがどちらもいいところはなかった。特にパクスオトマニカは出脚はよかったがすぐに飛越でリズムを崩して後退する結果で、しばらくは慣れが必要そうに見えた。
〇8月11日
障害未勝利
2024年8月11日 日本 新潟競馬場 芝 2850m 良
3歳59kg 4歳以上60kg 牝馬2kg減 11頭
1着 ヴァトレニ(森 一馬)
2着 アメリカンピース
3着 スズノイナズマ
全体時計
3.05.2(185.2)
前半(1250m)-後半1600m ※カッコ内は区間の1F平均ラップ
81.9(13.10)-103.3(12.91)
上がり(1600~800m)-(800~0m) ※カッコ内は区間の1F平均ラップ
51.8(12.95)-51.5(12.88)
(結果)
https://jra.jp/JRADB/accessS.html?CNAME=pw01sde1004202403020120240811/68
人気はヴァトレニ・アメリカンピース・ウインエタンセルが少し抜け、スズノイナズマが続く形。
スタートから押してヴァトレニが先頭に立ち、アメリカンピース、スズノイナズマが続く。ヴァトレニは快調に逃げ、唯一追いかけてきたアメリカンピースとのマッチレースに。直線での2頭のたたき合いはヴァトレニがわずかにしのぎ切り、アメリカンピースは2着。3着は前2頭に離されず付いてきたスズノイナズマが流れ込んだ。
上位3頭の力が抜けていたと思えるレース結果。ヴァトレニは平地オープンで通用したスピードを存分に示す内容だった。飛越もだいぶ慣れてきたようで、中央場所の障害はともかくローカルクラスならOPでも問題はなさそう。課題は前日のゼンカイテン同様距離か。
アメリカンピースはまたも2着。今回も後続には決定的な差をつけており、毎回相手が悪いとしか言いようがない。スズノイナズマも上位2頭とは差をつけられたとはいえ4着以下はちぎっており、こちらも相手次第では初勝利は近そう。